毎日が正月日和

熊本市内で用事を済ませ、
帰りに震災後の『熊本城』に寄ってみる。

熊本地震で被災した城の状況は電波により日本中に流れているので誰でも御存知でしょうけど、やっぱり自分の目でよく行ってた熊本城の現在を見ておかないと～

あ、せいしょこさん（加藤清正公）


城を築いた熊本一の有名人。

っちゅーわけで、熊本市内の城前にある観光案内と土産の「桜の馬場 城彩苑」に駐車する。


通常通行可能だった道がいくつか通行止めになっているので、城彩苑からの歩行者道路から向かいます。

被災後の城巡りコースも設定されているし、さすがくまモンのふるさと・観光熊本県。


二の丸広場から見える熊本城。






遠くからみたら被害は少なそうですけど、石垣が崩れていたりとやっぱりひどいわ。


不幸中のなんたるかで、崩れた石垣の石から戦国時代に彫られたとみられる観音菩薩が発見されたそうです。


でも不幸はないにこしたことはないわけで、元の状態に戻るには相当な額と時間を費やすわけで。


だけど少しずつ復旧は進んでますよ。


だから熊本城には入城出来なくても天守隣の清正公を祀る加藤神社までは行けますから。


築城当時の姿を残す木造櫓の宇土櫓と昭和35年再建の大天守と小天守は屋根瓦が落ちたりと被害はあるものも、何とか耐えていますから！








神社には復興願いくまモンだるまも。


神社後は城をまわるように歩行者のみ通行可能の棒庵坂からまわって戻ります。


博物館は前から休館中だったとして、美術館は10月から休館～、熊本大神宮も被害受けています。


全長242mの国重要文化財である長塀も結構な被害。


馬具櫓だって石垣崩れてるし。


テレビで何度もみた少しの石垣で櫓を支えた「奇跡の一本石垣」の飯田丸五階櫓は巨大アームの鉄骨で補強されていましたよ。


熊本城は熊本県民のシンボル、長く時間はかかるけど、１日でもはやい復活を待ち望んでいます！