『飛鳥寺』で日本最古の仏像さん!
2017年05月08日
今回のブラリで楽しみにしていた奈良県明日香村の『飛鳥寺』
のどかな場所にある飛鳥寺は、学校の授業で聞いたことのある蘇我馬子が596年に創建した日本最初といわれる歴史あるお寺です。
実は前にも訪れた場所なのですが、その時は夕方だったのと拝観料をケチって本堂に入らず寺の庭先で断念。
小銭ケチらず今回こそは!
と、拝観料を支払い中に入ります。
これだっ!!( ・∇・)☆
現存する日本最古の金銅仏といわれる飛鳥大仏!!
右と左で違う表情をみせる飛鳥大仏(釈迦如来坐像)は、推古天皇17年(609年)に鞍作鳥(くらつくりのとり)が制作した仏像。
~っていうか、
鞍作鳥って一体何です?!
名前ですか?!暗号ですか?!
わからないならテメェで調べろ!と、もう一人の私がいうので調べてみると、名前通りに馬の鞍などを作る人のことで、どうも当時は仏師という職業自体がなかったようで。
そのおかげで鞍作鳥は止利仏師(とりぶっし)と呼ばれるようになり、その後、法隆寺の本尊釈迦如来坐像を制作するに至るそうです。
さてさて、飛鳥大仏様ですけど、
高さは約3メートルで当時銅3トン。
黄金30キログラムを用いて造られたのですが、平安・鎌倉の大火災等でダメージ受けてそのつど修復され今の形になるのです。
だから修復顔は整形後??
体の殆どが修復されて原型をとどめていないというのが飛鳥寺に行くまでの私の情報だったのですが、寺の方に聞いてみたら、大阪大の藤岡穣教授(東洋美術史)らの調査で、右手と顔の部分が造立当初のものと考えられることが2016年末に報告されたそうです。
マヂっすか?!( ・∇・)
報告内容として、
藤岡教授らは、X線装置で全身126箇所の金属成分比を調べたほか、表面状態を観察。
すると右手成分は鉛とスズの割合が高く、飛鳥時代の「止利派」仏像の特徴に近いことから当初のものであると判断したワケで!
しかも顔の大部分は、成分の違いがあまりないことから一体で造られた状態と判断。
頭部が焼け残ったと記す文献と矛盾がないとして、こちらも大部分が当初のものである可能性があると推測したそうですよ!
でもさすがに胴体は成分が近いけど表面の状態が粗いので、火災後に造り直されたものと判断したみたいです。
なるほど、なるほど。
飛鳥大仏見にきてよかったよ!
じゃないと新情報を知らないままだったから!
まだまだ賛否はありますが、これからも調べられるだろうし、何より日本最古の大仏が撮影可能ってのが超最高です!!
奈良観光で仏像なんてなかなか撮れませんから。
まさに飛鳥寺の神対応、
いや、仏様対応ありがたいっス!
(^o^)
■鳥形山安居院飛鳥寺
■奈良県高市郡明日香村飛鳥682
■TEL 0744-54-2126
■拝観時間 9時~17時頃
■拝観料 350円、4月7~9日休
■駐車場有り(30分以内無料)
■宗派 真言宗豊山派
■本尊 釈迦如来(飛鳥大仏)
■新西国三十三箇所観音霊場9番、聖徳太子霊跡11番
■旧寺名 法興寺、元興寺、
■飛鳥大仏 高さ275㎝、銅造
■蘇我入鹿の首塚有り
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