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はなたれ小僧さま

2014年01月03日

 しろちゃ at 20:35  | Comments(0) | 私の歩いた足あと

はなたれ知らない?

福岡県みやま方面に進んでいくと
大きな看板が見えてくる。

「はなたれ小僧さま」

民話「はなたれ小僧さま」発祥の地であり、はなたれ小僧さまの像が祀られている場所です。

先日みやま方面を通過中、友人らが小僧さまを知らないというので久々に立ち寄った次第であります。

ホラホラ、はなたれ小僧さま!


ホラホラ、はなたれてるよ!


間違いなくはなたれてるよ!


まるでゆるキャラのような癒しの鼻水で見る者を自然と笑顔にしてくれる小僧さまなのです。


はなたれ小僧さまの民謡を知らない方でもわかるよう隣には山川町の案内板も設置されています。




【はなたれ小僧さま】

真弓に正直者の老夫婦がいて、山で刈った柴を南関の町へ売りにいったのですが全然売れなかったので水神様におわびして柴を川に流したところ、川から水神様が出てきて「柴のお礼にこの小僧様をあげよう。この小僧様はエビナマスしか召し上がらぬ。願い事は何でも聞いて下さる。」というと消えてしまいました。 気がつくと目の前に、かわいい小僧さんがいましたが鼻の下に汚いふたすじの鼻汁を垂らしていました。その小僧様に祈ると、ほしい物が何でも出てきて老夫婦は大金持ちになりましたがエビナマスをとることと鼻汁がいやになって、この小僧様を水神様に戻すことにしました。すると今まで建っていた屋敷も蔵いっぱいの米も消えてしまって、もとのような貧乏な暮らしになったといいます。この話に登場します水神様が出てきた底なし淵はこの看板の後ろ、水神様の像は真弓の釈迦院内にあります。また、おじいさんが建てた屋敷が地名(屋敷谷)として残っています。それから小僧様の石像が作られたのを契機として「民謡の里まつり」が大谷区で開催されています。


■はなたれ小僧さま
■みやま市山川町北関大谷地区
■九州自動車道みやま柳川ICから 車で約10分

  
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