『耳なし芳一』の御堂
2013年07月03日
山口県下関に『耳なし芳一』を祀るお堂があると聞いたので、さっそく現地に行ってみました。
下関市『赤間神宮』境内の奥、平家一門のお墓隣にあるのが『芳一堂』です。

「耳なし芳一」といえば盲目の琵琶法師の怪談で有名ですよね。

知らない人もいるかもしれないので適当に耳なし芳一のお話を〜。
昔、今でいう山口県の下関、阿弥陀寺に盲目の琵琶法師芳一がおりました。
芳一は琵琶の弾き語りがたいそう上手で、特に得意の源平物語の壇之浦合戦のくだりは、聴くもの皆、涙していたそうです。
そんなある夏の夜。
和尚が留守中に、謎の者が芳一の前に現れて言いました。
「私はある殿の使いだが、そなたの語りを殿の前で聴かせてはくれまいか」
目の見えない芳一には音で使いの者が鎧を身につけた武者だと感じました。
芳一は使いの武者と一緒に屋敷へと向かい、大勢の者が集まる場所へ案内されると、壇之浦のくだりを語るようにいわれました。
さっそく琵琶を鳴らし弾き語ると、皆がむせび泣き、語りを喜んでくれていました。
「殿も大変喜んでいる、今日から七日七晩琵琶を弾いてくれまいか。ただしこの事は秘密でねっ♪」
芳一は親指を立て得意気な顔で承諾し(適当です)、次の夜も屋敷へ向かい熱い演奏を披露しました。
夜な夜な脱け出す芳一の不審な行動に和尚が気付き、寺の者にあとをつけさせると、芳一は墓地で言霊に囲まれシャウトしてるじゃありゃせんですか。
こりゃヤバス!と芳一の身の危険を感じた和尚は、帰ってきた芳一に事の全てを説明し、寺から一歩も出るなといいました。
「芳一よ、お前の熱いソウルは壇之浦の合戦で無念の死を遂げた平家一族の亡霊を呼び寄せてしまったようだ」
そう言うと和尚は芳一の服を脱がし丸裸にして、恥ずかしさで真っ赤になる芳一(だから適当ね)の肌に経文を書きました。
「これで亡霊にはお前の姿が見えない。今夜は誰が呼んでも口を聞いてはならぬぞ。お前は私だけのモノなのだから」
和尚の突然の告白に芳一は戸惑いながら、赤らめた頬を手でおさえました(だからこの話は適当だって)
そしてあっと言う間に日が沈んで夜になり〜
いつものように使いの者が迎えに現れて芳一の名を呼ぶ声が聞こえます。
「芳一君、遊びましょー!」
使いの者には芳一の姿は見えません。
ただ一ヵ所、経文を書き忘れた耳だけを除けば。
「…なるほど、それでは仕方がない。迎えにきたという証として……」
和尚が用事から急いで帰ってくると、芳一は耳をおさえ倒れていました。
「な、なんて事!!私の芳一が!!」
和尚はうずくまる芳一を抱えこみ大きな悲鳴をあげました。
その声は世界中に響きわたり、世界の中心で愛を叫ぶ「阿弥陀の鳴き和尚」と呼ばれるようになりま…
じゃなく、この出来事は人から人に伝わり琵琶法師の芳一はいつしか『耳なし芳一』と呼ばれるようになったとか…。
ま、大体こんな話。
下関市『赤間神宮』境内の奥、平家一門のお墓隣にあるのが『芳一堂』です。
「耳なし芳一」といえば盲目の琵琶法師の怪談で有名ですよね。
知らない人もいるかもしれないので適当に耳なし芳一のお話を〜。
昔、今でいう山口県の下関、阿弥陀寺に盲目の琵琶法師芳一がおりました。
芳一は琵琶の弾き語りがたいそう上手で、特に得意の源平物語の壇之浦合戦のくだりは、聴くもの皆、涙していたそうです。
そんなある夏の夜。
和尚が留守中に、謎の者が芳一の前に現れて言いました。
「私はある殿の使いだが、そなたの語りを殿の前で聴かせてはくれまいか」
目の見えない芳一には音で使いの者が鎧を身につけた武者だと感じました。
芳一は使いの武者と一緒に屋敷へと向かい、大勢の者が集まる場所へ案内されると、壇之浦のくだりを語るようにいわれました。
さっそく琵琶を鳴らし弾き語ると、皆がむせび泣き、語りを喜んでくれていました。
「殿も大変喜んでいる、今日から七日七晩琵琶を弾いてくれまいか。ただしこの事は秘密でねっ♪」
芳一は親指を立て得意気な顔で承諾し(適当です)、次の夜も屋敷へ向かい熱い演奏を披露しました。
夜な夜な脱け出す芳一の不審な行動に和尚が気付き、寺の者にあとをつけさせると、芳一は墓地で言霊に囲まれシャウトしてるじゃありゃせんですか。
こりゃヤバス!と芳一の身の危険を感じた和尚は、帰ってきた芳一に事の全てを説明し、寺から一歩も出るなといいました。
「芳一よ、お前の熱いソウルは壇之浦の合戦で無念の死を遂げた平家一族の亡霊を呼び寄せてしまったようだ」
そう言うと和尚は芳一の服を脱がし丸裸にして、恥ずかしさで真っ赤になる芳一(だから適当ね)の肌に経文を書きました。
「これで亡霊にはお前の姿が見えない。今夜は誰が呼んでも口を聞いてはならぬぞ。お前は私だけのモノなのだから」
和尚の突然の告白に芳一は戸惑いながら、赤らめた頬を手でおさえました(だからこの話は適当だって)
そしてあっと言う間に日が沈んで夜になり〜
いつものように使いの者が迎えに現れて芳一の名を呼ぶ声が聞こえます。
「芳一君、遊びましょー!」
使いの者には芳一の姿は見えません。
ただ一ヵ所、経文を書き忘れた耳だけを除けば。
「…なるほど、それでは仕方がない。迎えにきたという証として……」
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その声は世界中に響きわたり、世界の中心で愛を叫ぶ「阿弥陀の鳴き和尚」と呼ばれるようになりま…
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