九州最後の炭鉱『池島』を歩く(前編)
2015年08月10日
2015年7月、世界遺産(明治日本の産業革命遺産)に軍艦島(端島炭坑)などが登録されて何かと盛り上がっている長崎県。
その軍艦島からすぐ近くにある「小さな島」が、実は「第二の軍艦島」と呼ばれているのは一部では知られた話。
その島の名は、長崎県『池島』
今回ブラリと行く場所なのであります。
ブラリと行っても島へは船で行かなきゃなんねぇです。

長崎県西海市の瀬戸港からフェリーで渡って池島港に着いたらガイドさんが島を紹介。(坑内探検ツアーに参加しました)

池島ってのは、周囲約4キロの小さな島で、九州で最後まで残った炭鉱の島なのです。
この池島港は元々大きな池(鏡が池)で、池島の名前の由来ともいわれています。

池島を歩いていて気づくのは、島民をほとんど見かけないのと、見かけても高齢者ばかりだということ。
かつては炭鉱でにぎわい島民が約8000人も暮らしていた島ですが、今では約200人ほどと減少し、島に住む猫の数にも負けてるという話です。

なので足元に注意!油断したら猫のウ○コをふんじゃいます。
あ、島民の人にはありがたい移動販売車です。

よそ見厳禁、とびだし注意!

そういや池島には立派な小中学校があるのですが、高齢者が多く子供が少ない為、現在小学生は1人だけだそうです。
それでは池島開発総合センターにて、島の歴史についてのビデオ観賞と昼飯を。

ほら!何ともレトロな弁当ですよ!

食事を終えたら坑内に入る準備。

準備が済んだらいよいよ出発!
日本では池島だけでしか炭鉱ツアーはないのだそうです。

トロッコに乗って

ゴトンゴトンと

トロッコ走り

地下坑内に着いたら、

説明を受けながら歩いて進みます。

色々見たり聞いたりしてますが、よくわからないです。
池島炭鉱は昭和34年に開業し、その後坑道総延長約90Kmの巨大な海底炭鉱へと発展しますが、エネルギー革命の波に押され平成13年(2001年)に閉山となります。
閉山後、池島は島民が減少し、家やマンションには誰も住んでいない空き家状態が増え続け、「廃墟の島」とも呼ばれるようになったのです。
しかし、廃坑跡を長崎市の産業遺産として一般公開することで、観光客を呼びこむ作戦が見事に当たり、観光客数が年々増加しているのです。
(廃墟ブームや軍艦島などが世界遺産になった事がより起爆剤となってます)
さてと、話を戻して、
目の前には30分で160m石炭を掘るというドラムカッター

石炭に穴を開ける小型のドリル

この穴にダイナマイトを入れて爆発させるんです。

炭坑体験すばらしいっ!
子供がいたら夏休みに家族連れで来るのも楽しそう。

島民の子達の「安全」の文字。

カタカナで外国人の名前がありますが、これは外国人研修生で滞在していたお子さん達です。
そんな感じで前半はめったに体験出来ない炭鉱探索を楽しんだのでありました。

〜池島ぶらり・後編に続く〜
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