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廃業していたレトロ建築『今治ラヂウム温泉』

愛媛県今治市で懐かしく思い出に浸ろうと向かった場所がある。
『今治ラヂウム温泉』
三角屋根や六角ドーム、煙突など、奇抜でごっちゃなその外観は、レトロモダンな昭和の雰囲気そのものです。

というか、そのものでした…。
だって、久しぶり〜と思ったら、
閉まってますやん!
2014年3月に廃業してますやんっ!!
!Σ( ̄□ ̄;)

思い出に浸るどころか、湯にも浸れないとは、何てアンビリバボー!
1927年(昭和2年)創業の今治ラヂウム温泉(ラジウム温泉)は、戦時中の空襲で今治市街が被害にあった中、奇跡的に被害を免れた建物のひとつなのであります。

そのお城のようなモダンな外観に教会と思われ攻撃を受けなかったとの話も。

開業した当初は、1階が銭湯、2階はダンスホール。(戦時中は越智郡の郷土防衛隊本部として使用される)
廃業前は1階が銭湯、2階にバレエ教室、3階は先に閉館したホテル青雲閣。

創業者である大島出身の実業家・村上氏が、当時大阪の「市岡パラダイス」の千人風呂のような大型施設をと大阪の業者を呼び3年で仕上げた。
(当の市岡パラダイスは1934年の室戸台風被害で僅か10年で閉鎖)
当時の今治ではラヂウム温泉のような鉄筋コンクリート造りは珍しく、愛媛でも3番目の古さだったそうです。

歴史的にも価値の高い今治ラヂウム温泉。
このまま変に廃墟化にならず、温泉としての再開、もしくは近代的歴史遺産としてでもこのまま残ってもらいたいなと思いました。
〜おしまい。

〜と、
普通はそのまま帰るのですが、
今治で夜を過ごした私は、再度、今治ラジウム温泉に寄ったわけですよ。
そしたら建物の窓から明かりがもれているじゃないですか!

昔ダンスホールだった2階は今でもバレエ教室(もしくはダンス)として使われていたのでありました。

よかった。
建物だけでも使われているのが何よりでした。(^_^)

しかしこんな時間に撮影たぁ、我ながら怪しさ極まりないね☆
■今治ラヂウム温泉
■ホテル青雲閣
■愛媛県今治市共栄町
■現在廃業、再開のメドはたっていない
肥前鳥居その50、佐賀県武雄神社
肥前鳥居巡りも50回目
話で紹介した肥前鳥居は50基以上。
ひまつぶしにしては上等な動きです。
で、今回50回目の場所ですが、
ちょうど有田へ向かう途中に立寄った
佐賀県『武雄神社』の肥前鳥居。

武雄神社は、奈良時代の天平7年(735年)創建で、祭神は武内宿弥を主神として、仲哀天皇、応神両天皇、神功皇后、武雄心命を併祀しています。
社殿は元々御船山の北麓にあったのが後藤氏支配の下、16世紀に塚崎城を築くため現在地に移ったそうです。
説明読んでもよくわかってないから先へ進もう。
目的の肥前鳥居は、まずこちら。
第1鳥居。

第22代武雄領主鍋島茂和による
建立寛永十八年(1641年)の銘有り。
この近くには流鏑馬の馬場。
左には武雄で人気独占の武雄図書館。

奥に見えるは御船山と武雄神社。
では、先に進みます。

この日は曇りのち雨の微妙な天気でしたが、桜が咲いていたのが気分を上げてくれました。

石段上って石垣の先に高々とそびえ立つ第3鳥居は、同じく鍋島茂和によって元和3年(1617年)に再建された肥前鳥居。

逆光なんてお構い無し!
男は背中で歴史を語るもんだ!

白鷺のような白く美しい拝殿。

ここで思いだすのは、前に友人が社殿はなぜ白いのか?と神社の方に伺い「なんとなく」という返答に肩すかしをくらったというどうでもよい話。
神社の裏へ続く道を200m進むと、
武雄の名木「武雄の大楠」が。

推定樹齢3000年、樹高30m、幹回り 20mの大きな楠は、武雄で人気のパワースポット。
屋久島の縄文杉と比べたら全然若いですけど、目の前の存在感と大きな力強さに、きっとパワーをもらえますよ。
■佐賀県 武雄神社
■佐賀県武雄市武雄町大字武雄5335
■境内自由、駐車場有
■TEL 0954-22-2976
■武雄神社文書・四至実検状(国重文)は現存する県内最古の文書(現在は佐賀県立図書館に収蔵)
■肥前鳥居は市の文化財指定
「第三鳥居」
右柱に「大日本鎮西肥前州杵島郡 / 正一位武雄宮奉造立石鳥居一柱 / 鍋島左京亮藤原朝臣茂和 / 大菩薩威震十方 化流四海 / 先願 / 風調雨順時臻 萬民康楽 / 陽倡陰和道行 七福即生」
左柱は「専祈 / 身宮剛建 保八節大來之吉祥 / 壽域増延 仰一門九族之餘慶 / 祈願成就而君臣 / 神主武雄宮内大輔藤原朝臣貞門 / 時寛永十八年辛巳歳暮春吉日良辰」の銘
〜武雄市教育委員会(文化学習課文化財係)のHPより参照〜
話で紹介した肥前鳥居は50基以上。
ひまつぶしにしては上等な動きです。
で、今回50回目の場所ですが、
ちょうど有田へ向かう途中に立寄った
佐賀県『武雄神社』の肥前鳥居。

武雄神社は、奈良時代の天平7年(735年)創建で、祭神は武内宿弥を主神として、仲哀天皇、応神両天皇、神功皇后、武雄心命を併祀しています。
社殿は元々御船山の北麓にあったのが後藤氏支配の下、16世紀に塚崎城を築くため現在地に移ったそうです。
説明読んでもよくわかってないから先へ進もう。
目的の肥前鳥居は、まずこちら。
第1鳥居。

第22代武雄領主鍋島茂和による
建立寛永十八年(1641年)の銘有り。
この近くには流鏑馬の馬場。
左には武雄で人気独占の武雄図書館。

奥に見えるは御船山と武雄神社。
では、先に進みます。

この日は曇りのち雨の微妙な天気でしたが、桜が咲いていたのが気分を上げてくれました。

石段上って石垣の先に高々とそびえ立つ第3鳥居は、同じく鍋島茂和によって元和3年(1617年)に再建された肥前鳥居。

逆光なんてお構い無し!
男は背中で歴史を語るもんだ!

白鷺のような白く美しい拝殿。

ここで思いだすのは、前に友人が社殿はなぜ白いのか?と神社の方に伺い「なんとなく」という返答に肩すかしをくらったというどうでもよい話。
神社の裏へ続く道を200m進むと、
武雄の名木「武雄の大楠」が。

推定樹齢3000年、樹高30m、幹回り 20mの大きな楠は、武雄で人気のパワースポット。
屋久島の縄文杉と比べたら全然若いですけど、目の前の存在感と大きな力強さに、きっとパワーをもらえますよ。
■佐賀県 武雄神社
■佐賀県武雄市武雄町大字武雄5335
■境内自由、駐車場有
■TEL 0954-22-2976
■武雄神社文書・四至実検状(国重文)は現存する県内最古の文書(現在は佐賀県立図書館に収蔵)
■肥前鳥居は市の文化財指定
「第三鳥居」
右柱に「大日本鎮西肥前州杵島郡 / 正一位武雄宮奉造立石鳥居一柱 / 鍋島左京亮藤原朝臣茂和 / 大菩薩威震十方 化流四海 / 先願 / 風調雨順時臻 萬民康楽 / 陽倡陰和道行 七福即生」
左柱は「専祈 / 身宮剛建 保八節大來之吉祥 / 壽域増延 仰一門九族之餘慶 / 祈願成就而君臣 / 神主武雄宮内大輔藤原朝臣貞門 / 時寛永十八年辛巳歳暮春吉日良辰」の銘
〜武雄市教育委員会(文化学習課文化財係)のHPより参照〜
『登泉堂』は今治の甘味処
今治の街中を歩いていたら『登泉堂』店の前を通りがかりました。
登泉堂といえば団子や饅頭を販売する老舗和菓子屋ですが、中でも期間限定で売られる「かき氷」が特に美味しいと評判。
だけど、今は期間限定外。
でもせっかくなので、ながら食いのつまみにでもと団子等を購入。
ついでに店内でプリン食べて帰りました。

■登泉堂
■愛媛県今治市松本町3-2-28
■TEL 0898-22-5735
■営業時間 9〜18時
■かき氷はGW〜10月中旬(12時〜)
■日曜休、他は不定休