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佐賀駅前『ビッグワン』のラーメン
佐賀県佐賀市の佐賀駅前
30年以上前からあるラーメン屋。
『駅前ラーメン・ビッグワン』
昔はかなり食べていたけど、最近はかなりご無沙汰。
駅前をブラついてたついでに久々に食べようと足を運ぶ。
食券で注文するのはラーメン(580円)
昔、この店の隣にあった中古レコード屋によく行っていて、
いつもなけなしの小銭を握りしめて中古レコードやCDを買うか、それとも腹を満たすべくラーメン食うか、
育ち盛りの当時の私はかなり悩んだもんですわ。
んで、結局ラーメン食べてたんですけどね。
そんな記憶を思い出させるビッグワンのラーメンです。
■駅前ラーメン ビッグワン
■佐賀県佐賀市駅前中央1-13-16
■TEL 0952-30-8212
■営業 11:00〜23:00
■日曜休、P無し、
■佐賀市中央本町にもある
ろう人形が源平を再現『平家物語歴史館』
香川県の屋島を巡るなら、その前に忘れちゃいけない
『高松平家物語歴史館』

入館料が大人1200円という夜の映画料金並みのチョイ高だけど、一度は行ってみるもんです。
なぜなら、こちらの館内では源平の歴史を日本最大規模の蝋人形達がリアルに再現しているのです。
しかも館内写真撮影可能です☆
それでは失礼しまして、まずは一階から〜。

一階は四国の偉人達の展示です。

正岡子規やら横山隆一、吉田茂、坂本龍馬や中岡慎太郎、二宮忠八、弘法大師空海と、昔の人から最近の人まで、とにかく四国で知られる有名人の人形が出迎えてくれます。

いずれ高知の広末涼子とかも並ぶんちゃうか?
何て事を思いながら四国の偉人に挨拶を済ませた後は、いよいよ本番。
二階にある源平合戦、平家物語の世界へと進みます。

〜〜っと!、
いきなり絶壁を駆け下りてきましたよっ!

これは一ノ谷の合戦シーンでは?!
このように平家物語の名場面を蝋人形達によるジオラマで音響や照明を使ってシーン別に再現されています。
以降は物語に沿った形で順路を進みます。
ついでに全部を話してたらかなり長くなるのでパパーッと簡単に流していきます。

イキナリですが
もののけの沙汰です。

奈良炎上で東大寺の大仏を倒壊

焼死者は3500人ともいわれてます。

清盛、高熱を発して死去

那須与一が扇の的を射ています。

屋島の合戦で敗れた平家は

一気に決戦を挑みますが‥

結果、波の下にも都があると
安徳天皇入水ですよ

どこからか琵琶の音と語りが聞こえてきますよ。

「祗園精舎の鐘の声、諸行無常の響あり。娑羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす。おごれる人も久しからず、唯春の夜の夢のごとし。たけき者も遂にはほろびぬ、偏に風の前の塵に同じ。」
そんな琵琶法師の語らいを観光客のカップルが近くでずっと聞いていてなかなか動かないと思っていたら……。

‥ま、そんな感じで日本最大の蝋人形と言うだけあって、タイムスリップ気分で近くでリアルな物語を学べる場所でありました。

関係ないけど外に飼われていた犬が可愛かった~

■高松平家物語歴史館
■香川県高松市朝日町3-6-38
■TEL 087-823-8400
■営業 9時〜17時半
■入館料1200円、P有
■日本最大蝋人形館
■源平の歴史をリアルに再現
屋島ケーブル(屋島登山口駅)の今
これが現在の『屋島ケーブル』
屋島ケーブルとは、香川県高松市の屋島登山口から山頂までを繋ぐケーブル線の事で、現在は廃線しております。

そんな屋島ケーブルのケーブルカー乗り場、「屋島登山口駅」へ行ってみる。

なぜか朝と夕方二回も来る私。
どんだけ暇人なんだかな〜。

近くで見るまでもなく、駅は結構傷んでおり、壁の塗装もヒビ割れています。
今はこんな状態ですが、昔は(1929年・昭和4年開通)屋島を登る足としてドライブウェイと共に多くの人から利用されていました。
しかし、2004年(H16年)10月12日に運営会社である屋島登山鉄道が自己破産を申請し(債総額は約9億円)、同年10月16日にケーブル事業を休止。
翌年、休止をしていたのを廃止し、永年愛されたケーブルカーは営業を終了してしまいます。
屋島ケーブルを愛する方々から再開を望まれるも、施設の老朽化や費用の問題などでいまだ実現はしていません。(おそらくもう無理だと思います)
廃止までの経緯として、屋島への観光客減少と親会社の高松琴平電気鉄道(ことでん)が2001年(平成13年)に民事再生を申請した為、それ以降は支援を受けられず資金繰りが悪化してしまったらしいです。
駅の裏手にまわると廃止するまで活躍していたケーブルカーがそのまま目の前で眠っています。

ウォ〜〜。

何かスゴいなぁ〜〜〜。

しかも車両が二両ありますよ。
一両は登山口から登った先にある「屋島山上駅」に置かれていた車両で、滑落防止で2013年1月に四国森林管理局香川森林管理事務所によって下へ移動させたみたいです。

何だかなぁ、元は動いていたのに。
このまま動かず朽ちていくのかなぁ。
日立製作所製造で、1の数字は「義経号」、2は「辨慶(弁慶)号」だそうです。
もちろんその愛称はここが源平で知られる屋島だからです。

話によれば、この車両も可哀想で、運行最終日に花を咲かせるハズが、ちょっとした出来事があったんですよ。
その出来事ってのが、2004年10月15日、別れを惜しんだ観光客約800人が最終運航を見届けようと詰めかけたのですが、運行前に電気系統のトラブル発生で停止したまま動かずに終日事故運休停止。
これが「弁慶の立ち往生」として最後にニュースで取り上げられるという何とも悲しい幕切れ。
そんな出来事があった屋島登山駅のケーブルカーを眺めながら、「祗園精舎の鐘の声、これも屋島の成れの果てか」と琵琶法師さながらに語りながら駅を離れるのでありました。
