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骨付鳥『一鶴』で
香川県内では讃岐うどんに次ぐ名物として「骨付鳥」が有名です。
元々は香川県の丸亀市で生まれたご当地グルメ。
ですが今じゃ香川県内どこででも食べられるという流行りっぷり。
そんな骨付鳥とは一体どんなものなのか?
今回は香川で多くの店舗を持つ『一鶴』で噂の骨付鳥を食します。
テーブルに運ばれてきたのは、見たまんまの骨付きの鳥肉です。
皮はパリッと、スパイスは塩と胡椒、にんにく味でピリ辛く、見てるだけでもヨダレが出てくる。
鳥肉は親鳥、若鳥の二種類があり、
親鳥肉の「おや」は硬めで噛みごたえあり。
若鳥肉は「ひな」とも呼ばれ、柔らか肉が女性にも評判!
口の中のクセある刺激を抑えるのにちょうどよい添えもんとして、シャキシャキのキャベツが皿に盛られています。
他にも、とりめし、とりがらスープなど、シンプルゆえにビールを片手に食べたくなる味。
この店の他にも今回は三度ほど香川で骨付鳥をいただきました。
余談ですが、骨付鳥の丸亀ゆるキャラとして「とり奉行 骨付きじゅうじゅう」なる輩もいてますです。
■骨付鳥 一鶴 屋島店
■香川県高松市屋島中町220-1
■TEL 087-844-3711
■営業 平日 11〜14時、16〜22時
■営業 土日祝 11時〜22時
■無休、P有
■丸亀市浜町に本店有り
■持ち帰り、土産、有り
鬼ヶ島伝説の『女木島』に行こう!

女木島は鬼ヶ島?
せっかく香川県まで来たのだから島のひとつでも渡ってみようと、フェリーに乗り「女木島」へ行ってみることにしました。

高松港から約20分程で目的の女木島に到着します。
女木島は瀬戸内海に浮かぶ島で別名「鬼ヶ島」とも呼ばれています。
‥え? そうですよ。
鬼ヶ島といえば、あの桃太郎の鬼ヶ島。
桃太郎といえば、岡山をはじめ全国で伝説の残るあの桃太郎。
香川の桃太郎伝説によると、岡山ブラリで行った吉備津神社で祀られる吉備津彦命(きびつひこのみこと)の弟、稚武彦命(わかたけひこのみこと)が伝説の桃太郎で、吉備から讃岐に渡り、讃岐の民が海賊(鬼)の襲撃に困っているのを聞き、お供を率いて鬼を退治したらしいのです。
お供の者は、備前の犬島 (岡山県)、陶の猿王(綾南町)、雉ヶ谷(鬼無町)に 住む勇士が犬・猿・キジだと言われています。
でもそれだけでは全国の数ある伝説のひとつとして片付けられてしまうのですが、女木島が鬼ヶ島と呼ばれる一番の理由が、
1914年(大正3年)、高松市出身の橋本仙太郎氏の女木島「鬼ヶ島洞窟」発見です。(昭和6年公開)
それにより氏の説明する桃太郎伝説と女木島が結びつき、それ以降、女木島は「鬼ヶ島」と呼ばれるようになるのです。
そんな鬼ヶ島へ何となくやって来た私達。
遠くに見える鬼の灯台に気分も上がっているところ、洞窟までのバスが直ぐに出発するというので、慌ただしく小型バスに乗車。

既にバスは観光客でほぼ満席。
どうやら男木島も一緒にまわる団体客のようで、一般客は私達と他数名。
ま、ガイドさんがバス内で島の案内をしてくれたので得したのですが。
女木島は屋根のような形をした小さな島で、現在人口は141名で保育所は現在休園中。
西浦と東浦に大きく分けられ、約8割の人が東浦に住み、東浦にフェリーの発着港が、西浦には漁港があります。
人の多く住む東浦の各民家には、強い季節風を防ぐ為に造られた「オーテ」と呼ばれる石垣が築かれているのを見ることができます。
他に「映画 釣りバカ日誌」第一作目の撮影場所で、西田敏行演じる主人公浜崎が女木島に建てた家が現在も残されています。(個人所有宅、現在空き家)
他にも古墳やら〜
ま、後からでいいや。
目的の「鬼ヶ島大洞窟」へ到着。

入場料500円を払い、案内人に連れられていざ洞窟の中へ!
暑い外と違って洞窟内はヒンヤリとしていて涼しいです。
まるで鍾乳洞に入っているような体感温度。

洞窟の高さはそこまで高くないものの意外に大きく、各々の部屋が造られていて、所々で恐いというより可愛らしい鬼たちが出迎えてくれます。


います、います、鬼がいます。

洞窟を見た後、その先の展望台で景色を一望。

フェリー乗り場(おにの館)に戻り、近くのアートを眺める。
(あれ?船の帆は?)

モアイ像もあったりします。

何でこの場所にあるのかと説明みれば、
~17世紀頃、イースター島の食糧危機に端を発した部族間の争いにより全てのモアイ像が倒された。更に1960年5月、チリ大地震で発生した津波によって、イースター島最大の遺跡、アフ・トンガリキのモアイ像は再び破壊されてしまった。 日本・チリの考古学者とイースター島民による約3年に及ぶ努力で、1995年5月、整備された祭壇に15体のモアイ像が再建された。ここに建立するモアイ像は、その再建の為に吊り上げテスト用に制作した模刻であり、高松市のクレーン会社タダノが寄贈したものである~。
あぁ、そういや宮崎のモアイもそんなふうに書かれてあったなぁ。
帰りもフェリーに乗らなければならないので限られた時間内であまりゆっくり楽しめませんでしたが鬼ヶ島に上陸した話でありました。