ふしぎによく行く『日本丸館』

2016年01月15日

 しろちゃ at 18:29 | Comments(0) | 私の歩いた足あと | 大分ぶら | 鑑賞
ふしぎによく行く『日本丸館』

大分県日田市豆田町といえば古い建物が並ぶ「豆田の街並み」が観光として知られるところ。
そんな豆田町で私が楽しむとしたら「日田まぶし」『日本丸館』
ふしぎによく行く『日本丸館』

『日本丸館(にほんがんかん)』は、大分県では最も古い薬屋で安政2年(1855年)の創業。
開業時は「伏見屋岩尾古雲堂といい、店の代表的な薬、日の丸をイメージした「日本丸」を明治20年(1887年)に発売し、日本はもとよりハワイやブラジルにまで販路を広げ売り上げをのばした凄い薬屋さんなのです。
ふしぎによく行く『日本丸館』

今でも一部の薬は販売してますが、平成3年の大型台風被害を機に平成5年3月に資料館「日本丸館」としてオープンしたのです。

そんでは入館料を支払い建物内部に入ります。
ふしぎによく行く『日本丸館』

江戸時代末期から昭和初期にかけて増改築を重ねた木造4層3階建ての古き建物。
ふしぎによく行く『日本丸館』

何がいいかって、鳥栖市の薬博物館とは違って写真も撮れて間近で日本丸を販売した岩尾薬舗(岩尾薬局)の歴史を知る事が出来るということ。
ふしぎによく行く『日本丸館』

ふしぎによく行く『日本丸館』

ふしぎによくきく日本丸
製薬資料や岩尾家の家財道具やコレクション、生活用品などが公開展示。
ふしぎによく行く『日本丸館』

ふしぎによく行く『日本丸館』

日本丸の原料は、牛黄、麝香、羚羊角、蟾酥、熊胆、真珠などの動物生薬と、廣東人参などの植物生薬を使用した万能薬。



私には色々と興味深くて面白いけど、人によっては退屈です。
ふしぎによく行く『日本丸館』

昭和18年には国に零戦を1機寄贈するほど富もあったようですが、時代の流れにより原料調達が困難となり、昭和40年代に製造を中止し、90年余年の歴史に幕を閉じたそうです。
ふしぎによく行く『日本丸館』

最上階の展望楼からは豆田の町並みが一望できますよ。
ふしぎによく行く『日本丸館』




■日本丸館 岩尾薬舗(岩尾薬局)
■大分県日田市豆田町4-15
■TEL 0973-23-6101
■開館時間 10~16時
■2月15日~5月末、9月1日~11月末開館
■入館料金 350円
■公開中は無休、駐車場無し



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